イギリス語学学校60校料金更新に際して外した学校
イギリスは都市の数も多く、学校も多いのに、日本ではごく一部の都市しか紹介されていない・・・現地を回るたびに、そんな思いが強くなります。しかし、そう思ってマイナーな都市のマイナーな、しかし良さそうで日本人もほとんどいないような学校を発掘して紹介しても、なかなか興味を持っていただけないジレンマもあります。加えてニチアイは、やはりアイルランド留学がメインだろうと思われていて、イギリス留学はお問い合わせ自体、あまりいただけません。実際にはこれだけイギリス現地をくまなく回っているエージェントさんは他にそうそうないと思うのですが・・・
そういう状況の中で、学校数ばかり増えていき、毎年1回の料金表改訂も追いつかない状態が何年も続いていたのは事実です。しかし今年は一念発起をしまして、3月22日をもって、イギリスの当社サイトイギリス語学学校ガイド掲載全60校(北アイルランドを含む)の料金を全て2020年版に改訂が完了し、料金比較表も久しぶりに更新しました!

こうして沢山の学校の料金をとりあえず更新はしましたが、本文その他も古いまま放置してある所もありますので、その他の内容もできるだけ更新していきたいと思います。そんな中で、せっかくページを作ったし、学校は存続しているけれど、掲載をやめて外そうか、と思う学校も、実はいくつかあります。ニチアイが大事にしているものに、留学体験談があります。体験談が一つでも掲載されていると、外しづらいので、まだ体験談掲載のない学校で、今ひとつ積極的にお勧めしたい気持ちになれない学校を、こっそり外すことは、ごく稀にやっています。その場合は告知も何もせず、痕跡なく消してしまうわけです。
今回、結局1校だけ外しました。都市名も学校名も書きませんし、ご質問いただいてもお答えしませんが、語学留学先としては比較的知られた都市にある学校です。10年ぐらい前に当社から行かれた方が複数名いらっしゃいますが、体験談はどなたからもいただいていません。ただ、あまり良くなかった、という印象です。ただとにかくだいぶ昔の話です。
学校はその後、校舎が移転しました。前より大きくなったようです。オーナーの方は変わっていません。家族経営です。とにかくそうして発展しているようだし、昔は昔として、もう一度訪問して再出発、という選択肢はずっと考えており、外さずにいました。ただ、なかなか訪問が実現できずに時間ばかり経ってしまいました。ですが昨年、とあるエージェント・ワークショップというイヴェントに、その学校が珍しく参加しており、面談の機会を設定できました。
しかし、その面談が少し残念だったので、結果、再出発ではなく、外す決断をするための踏ん切りがついたというのでしょうか。ワークショップでの話の内容です。
「覚えていないと思うし、今さらこんな事を言うのも何けれど、当社から10年ぐらい前にお送りした学生さん2名のフィードバックが、残念ながら今ひとつだった、一人は学生の性格にも少し問題がある感じだったので、私としては学校が悪いとは思っていない。他の一人は留学経験豊富で色々な学校に行っている人で、そのコメントが、ホームステイ先が良かったけれど学校の授業内容はそうでもないというコメントだった。そういうこともあり、長年次の学生さんをお送りできないでいた。しかし学校も移転したようだし、昔の話だから、今日、今の学校の状況をお聞きして、近い将来訪問もして、継続していきたいと思っている。」
雑談の後、こういう風に伝えたら、この女性のオーナーの方、残念ながらみるみる顔色が変わり、かなり感情的になってしまいました。こちらも抑制しつつ率直に話したつもりですし、このレベルの話は、他校との間でも時たまします。多くの場合、何が悪かったかもっと詳しく聞きたい、改善したい、何はともあれその学生には申し訳なかった、というような反応が返ってくるものなのです。しかしこの方の反応は、それなら他の学校に学生さんを送ればいいじゃないか、うちのような家族経営の学校はこことここだから、と、同じ町にある別の学校名を挙げてきたのです。さらには値段の話になった時に「でも安かろう悪かろうでやりたくないし、ちゃんと儲からなければ苦労して語学学校経営なんかする意味ないでしょ」というようなことを言われました。この最後の一言で、これはビジネスの継続は厳しいかな、と感じた次第です。ちなみにこの学校は日本人学生もほとんどおらず、他の日本のエージェントさんにもほとんど目をつけられていない隠れた学校の一つだと思います。もちろん今も存続しています。まあ、都市で選ぶ人がいるとしても、その都市には他にも学校がいくつもありますので、総合的に判断し、2019年の料金を今回2020年版に更新せず、当社サイトからは完全に外しました。
そういう状況の中で、学校数ばかり増えていき、毎年1回の料金表改訂も追いつかない状態が何年も続いていたのは事実です。しかし今年は一念発起をしまして、3月22日をもって、イギリスの当社サイトイギリス語学学校ガイド掲載全60校(北アイルランドを含む)の料金を全て2020年版に改訂が完了し、料金比較表も久しぶりに更新しました!

こうして沢山の学校の料金をとりあえず更新はしましたが、本文その他も古いまま放置してある所もありますので、その他の内容もできるだけ更新していきたいと思います。そんな中で、せっかくページを作ったし、学校は存続しているけれど、掲載をやめて外そうか、と思う学校も、実はいくつかあります。ニチアイが大事にしているものに、留学体験談があります。体験談が一つでも掲載されていると、外しづらいので、まだ体験談掲載のない学校で、今ひとつ積極的にお勧めしたい気持ちになれない学校を、こっそり外すことは、ごく稀にやっています。その場合は告知も何もせず、痕跡なく消してしまうわけです。
今回、結局1校だけ外しました。都市名も学校名も書きませんし、ご質問いただいてもお答えしませんが、語学留学先としては比較的知られた都市にある学校です。10年ぐらい前に当社から行かれた方が複数名いらっしゃいますが、体験談はどなたからもいただいていません。ただ、あまり良くなかった、という印象です。ただとにかくだいぶ昔の話です。
学校はその後、校舎が移転しました。前より大きくなったようです。オーナーの方は変わっていません。家族経営です。とにかくそうして発展しているようだし、昔は昔として、もう一度訪問して再出発、という選択肢はずっと考えており、外さずにいました。ただ、なかなか訪問が実現できずに時間ばかり経ってしまいました。ですが昨年、とあるエージェント・ワークショップというイヴェントに、その学校が珍しく参加しており、面談の機会を設定できました。
しかし、その面談が少し残念だったので、結果、再出発ではなく、外す決断をするための踏ん切りがついたというのでしょうか。ワークショップでの話の内容です。
「覚えていないと思うし、今さらこんな事を言うのも何けれど、当社から10年ぐらい前にお送りした学生さん2名のフィードバックが、残念ながら今ひとつだった、一人は学生の性格にも少し問題がある感じだったので、私としては学校が悪いとは思っていない。他の一人は留学経験豊富で色々な学校に行っている人で、そのコメントが、ホームステイ先が良かったけれど学校の授業内容はそうでもないというコメントだった。そういうこともあり、長年次の学生さんをお送りできないでいた。しかし学校も移転したようだし、昔の話だから、今日、今の学校の状況をお聞きして、近い将来訪問もして、継続していきたいと思っている。」
雑談の後、こういう風に伝えたら、この女性のオーナーの方、残念ながらみるみる顔色が変わり、かなり感情的になってしまいました。こちらも抑制しつつ率直に話したつもりですし、このレベルの話は、他校との間でも時たまします。多くの場合、何が悪かったかもっと詳しく聞きたい、改善したい、何はともあれその学生には申し訳なかった、というような反応が返ってくるものなのです。しかしこの方の反応は、それなら他の学校に学生さんを送ればいいじゃないか、うちのような家族経営の学校はこことここだから、と、同じ町にある別の学校名を挙げてきたのです。さらには値段の話になった時に「でも安かろう悪かろうでやりたくないし、ちゃんと儲からなければ苦労して語学学校経営なんかする意味ないでしょ」というようなことを言われました。この最後の一言で、これはビジネスの継続は厳しいかな、と感じた次第です。ちなみにこの学校は日本人学生もほとんどおらず、他の日本のエージェントさんにもほとんど目をつけられていない隠れた学校の一つだと思います。もちろん今も存続しています。まあ、都市で選ぶ人がいるとしても、その都市には他にも学校がいくつもありますので、総合的に判断し、2019年の料金を今回2020年版に更新せず、当社サイトからは完全に外しました。