アイルランド留学と貿易のニチアイブログ

アイルランドで留学と貿易を続けて20年あまり、ニチアイの現地在住スタッフがコーク市からお届けする、アイルランド情報ブログ。 現地在住エージェントならではのニュースを発信します。

2009-05

★ ニチアイについて ★
  ニチアイは、アイルランドに本社を置く留学・貿易を扱う会社です。留学部門では特色ある語学学校と提携、アイルランド留学ワーキングホリデーイギリス留学マルタ留学を扱い、日本での説明会も行っています。貿易分門では年末ギフトとしてアイルランド特産のスモークサーモンを毎年日本にお届けし、好評を得ています。そんなニチアイのホームページはこちら

ビディーアーリーのパブとビール

毎度のことながらオフィスの書類を整理していたら、こんな絵葉書が出てきました。クレア州はアイナという非常に小さな村にある、ビディー・アーリーというパブが作ったポストカードです。1990年代の制作であることは間違いないのですが、とにかくとても素朴なアイルランドらしいポストカードです。

Biddy Early Brewery
Source: Biddy Early Brewery (c) Copyright David Gaynor

このポストカードの左下の写真、樽を前に写っているおじさんが、このパブのオーナーでした。彼は1995年、自家醸造の地ビールを作り始め、自分のパブでお客さんに出し始めました。自ら化学者でもあった彼は、保存料など人工的なものを一切使わず、自然の素材だけで作ったのです。ですから悪酔いしない、二日酔いしない、というのも売りでした。次第に評判となり、このビール目当てに遠くからパブを訪れる人も増えてきました。アイナ村は人口も僅かの寒村で、観光客が立ち寄るような所ではないものの、エニスからモハーの断崖へ行く国道上にあるため、パブが有名になるに連れて、観光客も多く立ち寄るようになりました。しかしこのオーナーのおじさんは1998年のクリスマス直前、心臓発作で急逝されました。まだ若い息子さんは途方にくれ、しばらくはビールの醸造も休まざるを得なかったのですが、やがて息子さんが跡を継いで復活させ、折からの好景気の中、「アイルランド初の地ビールパブ」はさらに有名になっていきました。パブを訪問する人ばかりでなく、ビールそのものを売ってくれ、輸出してくれ、というリクエストも、特に海外から相次いでやってくるようになりました。とりわけアメリカのアイリッシュパブで人気を博していたということです。そして、これを日本のアイリッシュパブに向けて輸出していたのが我々ニチアイだというわけです。

しかしながら、諸事情により、パブは昨年、売りに出されました。それと同時に不景気が進んだので買い手も簡単にはつかなかったのですが、つい最近、ついに売れて、所有者が変わりました。そして、パブの名前も Dillons に変わり、ビディーの地ビールはもうメニューにありません。このあたりのストーリーを詳しく書くと、相当な長文になってしまいますが、とにかくアイルランドの時代の急激な変化の波にもまれて、今現在はビディーのビールは存在しません。

ビディー・アーリー・パブ

Biddy Early Brewery Pubニチアイとしては、昨年8月に、バレンとモハー・日帰りミニツアー で出かけた帰りに、このパブに立ち寄ったのが最後になってしまいました。左上の写真のように、濃い黄色というのか、薄いオレンジというのか、明るい色に塗られてすぐにそれとわかる目立つパブでしたし、観光客もかなり立ち寄っていました。右上は、パブに実際ある醸造タンクで、パブの中からガラス越しに見ることができました。この時既に、パブを売りに出していることは知っていたのですが、売れたとしても、まさかビディーの名前が変わり、ビディーのビールが出されなくなるとは思いませんでした。当然、それらと共に新オーナーに受け継がれると思っていたのですが、世の流れは無常です・・・

現に今、ビディーを知っている観光客などがアイナ村で車を停めて、ビディーのパブを探し回る光景が珍しくないという話です。そして、www.beb.ie というウェブサイトも、今日現在、まだ見られます。もうすぐ消えると思うので、興味のある方はお早めにご覧になった方がよろしいでしょう。

鵜飼

テーマ:アイルランド - ジャンル:海外情報

I'm grand!

アイルランドで"How are you"と尋ねて、おそらく一番多い返事が"Not too bad (そんなに悪くないよ、大丈夫だよ)"です。
その次に多いのが"I'm grand"ではないかと思います。

このI'm grandという表現はあまり馴染みがないかもしれませんが、"I'm O.K"と同じ意味で使われています。つまり(問題ないよ、大丈夫だよ)といったニュアンスです。

このあたりもアイルランド人らしさが出ているのではないでしょうか?


こういった挨拶などは実際に現地の人と触れてみないとなかなか知ることが出来ない分野ですよね。
アイルランドにいらっしゃった際には、ぜひ積極的に現地のかたに"How are you"と声をかけてみてはいかがでしょうか?


"How are you"と尋ねられて、自然と"I'm grand"と返事をするようになったら、あなたもアイルランドにすっかり馴染んだ証拠かもしれませんね。



藤風

テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:海外情報

カタカナ is cool?

先日、街中で、胸に
オカヤマ
と描かれた、緑色のイカしたシャツを着ているお兄さんに遭遇しました。
なんで県名!?と噴き出しそうになってしまったんですが、そのことがあってから、街行く人のシャツを注視するようになりました。

すると。
けっこういます、意味不明なカタカナ(というか日本語)を描いたシャツを着ている人!!
ダンズストアでは、子供用シャツを発見。
DSC00119.jpg

DSC00118.jpg

マチセチミって何?お母さん、このシャツを着たお子さんに日本語を学ばせてあげてください。とか思ってみたり。

しかし数人のヨーロピアンに話を聞いてみると、漢字はもとより、けっこう平仮名やカタカナを知っている人もいて、Cuteだよね!と言われたりします。
そういえば、こちらのユニクロのサインはカタカナなのでした。これは確かに可愛い。DSC00074.jpg
↑ロンドンにて。

私たちは普段普通に使い分けている3つの文字ですが、海外の人たちにとっては、非常に興味深いもののようです。
「どうして3種類も文字を使い分けるの?」
と質問されたときに、英語で答えられるようにしたいですね。

大杜

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経済危機と住宅価格

これは、ダブリンの住宅価格の平均値の推移を示したものです。出展は、Business Plus という雑誌の2009年3月号です。

businessplus_mar09
Source: Business Plus March 2009 "House price trmble set to drag on for some time"


まあ、ご覧いただければ説明は不要でしょうが、バブル経済がどんどん進行し、2007年4月に平均43万ユーロに達してから、徐々に下落が始まり、2008年の終わりにまた世界同時進行の経済危機の影響で落ちてきているという様子がわかります。これでもまだ90年頃の日本のバブル崩壊に比べて大したことがないような気がします。それに、アイルランドの場合、明らかに実力以上の過熱的な値上がりが進んでいたので、これぐらい落ちて当然、もっと下がってもいいんじゃないか、と思っている人も少なくないようですが・・・

鵜飼




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非日常を楽しめるマナーハウス

前回はB&Bについて書きましたが、今回はマナーハウスについてお話させていただきます。

マナーハウスとは昔の貴族の荘園を改造したホテルのことです。
昔の貴族のお屋敷ということで、マナーハウスの多くは郊外の素晴らしい景観の中に建っていることも多いようです。

藤風は、先日アデア(Adare)という村のDunraven Arms Hotelというマナーハウスに泊まりました。
アデアはメインストリートに藁葺き屋根のお店や家が並ぶ、とても可愛らしい村です。

      218_convert_20090514190044.jpg 235_convert_20090514190147.jpg


マナーハウスの素晴らしさは、館内や室内の調度品もアンティークで豪華だったり、館内のパブやレストランが非常に洗練されていてサービス・お食事内容共にレベルが高いということです。

アイルランドは見所が多く、ついつい旅行中は欲張っていろんなところに観光に出かけてしまいますが、その中の一日をこんな宿泊施設で優雅に過ごすと、また旅の充実感が増すのではないでしょうか。

マナーハウスは、やはり早めの予約をおすすめします。
こちらのサイト、マナーハウス・ホテルズ等で予約することが可能ですよ。




藤風

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日本で見かけた「Irish」

Irish Hair日本国内で見かける「アイリッシュ」といえば、何といってもアイリッシュパブでしょう。しかし、このお店は、アイリッシュパブではありません。偶然見かけて、あれ、こんな所に何だろうと思いました。近づいてみると、何と美容室でした。東京都内の私鉄沿線の、ごく普通の駅前商店街にありました。どうしてアイリッシュ?と言われてもわかりません。アイリッシュっぽい髪型にしてくれるんでしょうか?興味のある方はお試しを!

(場所を知りたい方はご連絡下さい)

鵜飼

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アイルランド家庭ゴミ事情

生活していると必ず出てしまうもの、それはゴミです。
アイルランドに来られてからも、もちろんそれは同じ。
日本では、皆さんどうやってゴミを出していましたか?分別が厳しく決められていた地区に住んでいた方は(勿論そうでなくとも)、ペットボトルに生ゴミに空き缶に食品トレイに…と、面倒ながらも区分されていたと思います。

さてアイルランドでは?

街中では、よくゴミ収集車が走っているのが見られます。
DSC00157.jpg
各家庭や、店舗の前に回収用のゴミ箱が置かれているのも見られるでしょう。
これはパブのもの↓。大きいですね。
DSC00159.jpg
このゴミ箱、回収車の後ろに引っ掛けるところがあって、そこに清掃員さんがゴミ箱を引っ掛けると、あとは自動で中に入っているゴミ袋を回収するようになっているんですが、なかなか成程と思う仕組みになっています。
乗っていたバスが回収車の後ろを走っていて、そのシーンを見たんですが、これは清掃員さんが楽だろうなあと思いました。
機会があったら注視してみて下さい。

さてゴミと言えば、自分が出すゴミに関しても気になりますよね。
私が今まで生活してきた中でわかっているのは、どれだけ細かく分けている家庭でも、以下の3区分しかないという事です。
・紙、ペットボトル、プラスティックのトレイ
・空き瓶
・その他

…少なくないですか?

しかも、家庭によって分別の方法が完全に違うんです。
ある家庭ではけっこうきっちり分けているし、紙ごみも、レシートまで分けているという(アイルランドにしては)頑張りっぷりですが、別の家では、生ゴミも全て一緒のゴミ箱。
おそらく、日本のように、しっちゃかめっちゃかにゴミ袋に入れていても罰されないのだと思います。
ゴミの区分はおそらくルールになっていると思うのですが…
あんまり大らかではよくないと思われるところも大らかなアイルランドです。
これって、回収した後、ゴミ処理センターできちんと区分されているのでしょうか。していると言う話を聞いたんですが、それでもある程度収集前に区分されて無いと、清掃員さんのお仕事が大変だと思うのですが。

でも、服専用のリサイクルボックスがあったり、再生資源を持っていくと引き取ってくれるリサイクルセンターもあるようで、これはもう個人の判断に委ねられているという事なのでしょうね。
なかなか面倒で、しなくなってしまう分別ですが、アイルランドに来られた機会に、個人の意識で分別することの意味と重要性を考えてみるのもいいかもしれません。
(何だかいつもにも無く哲学的!)

大杜

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B&Bのおもてなし

旅の印象は、どこに泊まるかにも大いに影響受けるのではないでしょうか。
アイルランドではホテルやユースホステルももちろんたくさんありますが、ぜひお勧めしたいのがB&Bです。

           020_convert_20090508233933.jpg

こちらは先日北アイルランドのColeraineでお世話になったB&Bでいただいたアフタヌーンティーの様子です。
重たい荷物を持ってへとへとでB&Bに着いたら、早速おかみさんが美味しい紅茶を入れてもてなしてくださいました。
肝心の美味しい紅茶を写真に取り損ねてしまいました
それ程へとへとで、バターとジャムがたっぷりのったブラウンブレッドと熱々の紅茶が何よりのご馳走でした。

B&Bのおかみさんは地元の観光名所や交通機関のことに詳しく、旅の相談をすると思いがけない提案や地元の人しか知らないお勧めのお店や場所を教えてくださることもあります。

お部屋の内装もかわいらしく、そして朝にはボリュームたっぷりのアイリッシュブレックファーストがいただけます。

こちらのサイトでアイルランド全土のB&Bを予約出来ますので、ぜひ次回のご旅行の際にご経験されてはいかがでしょうか。
ホテルとは違うアットホームな素敵な体験が出来ますよ。



藤風

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