秋色
11月といえば紅葉のシーズンです。日本人は本当に、梅や桜に始まって紅葉まで、自然の色を見に出かけますね。
これは、実は京都で・・・というのは嘘で、中国は蘇州の秋・・・

というのも、こんなものなのかな、と、そこを詳しく知らない人なら信じてしまうかもしれませんが、これはダブリンのセント・スティーヴンズ・グリーンの11月上旬です。この季節のアイルランドらしく、カラッと晴れず、雨がしばしば降るので、路面がぬれていて、それがある意味、こんな日本的情緒をも醸し出してくれるのかもしれません。でも向こうの石の橋は、やはり日本とはちょっと違います。しかし小さく写せばあまりわからないかも。
アイルランドは、一日の気温差が大きい割に、夏と冬の気温差が小さいので、こういう所では残念ながら、鮮やかな色の紅葉は期待できません。それでもダブリン都心のビジネス街に、こんな綺麗な公園があり、ここでアイルランドなりの四季を感じることはできます。町歩きに疲れたらちょっと立ち寄りたい、ダブリンを代表する都心の都市公園です。
鵜飼
これは、実は京都で・・・というのは嘘で、中国は蘇州の秋・・・

というのも、こんなものなのかな、と、そこを詳しく知らない人なら信じてしまうかもしれませんが、これはダブリンのセント・スティーヴンズ・グリーンの11月上旬です。この季節のアイルランドらしく、カラッと晴れず、雨がしばしば降るので、路面がぬれていて、それがある意味、こんな日本的情緒をも醸し出してくれるのかもしれません。でも向こうの石の橋は、やはり日本とはちょっと違います。しかし小さく写せばあまりわからないかも。
アイルランドは、一日の気温差が大きい割に、夏と冬の気温差が小さいので、こういう所では残念ながら、鮮やかな色の紅葉は期待できません。それでもダブリン都心のビジネス街に、こんな綺麗な公園があり、ここでアイルランドなりの四季を感じることはできます。町歩きに疲れたらちょっと立ち寄りたい、ダブリンを代表する都心の都市公園です。
鵜飼
日本から持ってきて便利だったもの
アイルランドに来て生活をしていると時折、
『あぁ、不便だなぁ』
と感じることがあります。
新しい文化や土地での生活の中では、
『日本でしか手に入らないもの』
が、だんだんと見えてきます。
私が気がついた、
『日本から持ってきて便利だったもの』
を紹介します。
・健康サンダル
普通のスリッパはもちろん、こちらにもありますが、
やはりスリッパは「健康サンダル」がピカイチですね!
・文房具
日本の文房具は、おそらく種類が世界一豊富なのではないかと思います。
ペン先の太さから、色の種類、デザインなどなど・・・。
残念ながら、こちらにはあまり気の利いた文房具はありません。
個人的に、持ってきて便利だったものが、インクの詰め替えができるペン。
こちらは、分解できるペンが少なく、インクがなくなれば捨てる、使い捨てペンがほとんどです。
それから、日本のカッターナイフ。
切れ味が悪くなると、上からひとつずつ刃を「パキッ」と折るカッター。
これ、実は考案者は日本人だそうですね。
とても重宝しています。
・調味料
こちらにも、アジア系食品を売る店がありますが、
やはり味が違います。
しょうゆはやはり、「日本のしょうゆ」ですね!
ごま油も、こちらで安いものがありますが、風味が全然ちがいます。
・・・と、いろいろ「アイルランドにも、これがあったらいいなー・・・。」
と思うものがありますが、
意外と人間、タフな生き物ですので、
なければないで済んでしまうのが実際のところです。
というわけで、これから留学をしようと思っているみなさん、
是非参考にしてくださいね!
多良岡
『あぁ、不便だなぁ』
と感じることがあります。
新しい文化や土地での生活の中では、
『日本でしか手に入らないもの』
が、だんだんと見えてきます。
私が気がついた、
『日本から持ってきて便利だったもの』
を紹介します。
・健康サンダル
普通のスリッパはもちろん、こちらにもありますが、
やはりスリッパは「健康サンダル」がピカイチですね!
・文房具
日本の文房具は、おそらく種類が世界一豊富なのではないかと思います。
ペン先の太さから、色の種類、デザインなどなど・・・。
残念ながら、こちらにはあまり気の利いた文房具はありません。
個人的に、持ってきて便利だったものが、インクの詰め替えができるペン。
こちらは、分解できるペンが少なく、インクがなくなれば捨てる、使い捨てペンがほとんどです。
それから、日本のカッターナイフ。
切れ味が悪くなると、上からひとつずつ刃を「パキッ」と折るカッター。
これ、実は考案者は日本人だそうですね。
とても重宝しています。
・調味料
こちらにも、アジア系食品を売る店がありますが、
やはり味が違います。
しょうゆはやはり、「日本のしょうゆ」ですね!
ごま油も、こちらで安いものがありますが、風味が全然ちがいます。
・・・と、いろいろ「アイルランドにも、これがあったらいいなー・・・。」
と思うものがありますが、
意外と人間、タフな生き物ですので、
なければないで済んでしまうのが実際のところです。
というわけで、これから留学をしようと思っているみなさん、
是非参考にしてくださいね!
多良岡
ハロウィンの日の光景
日本でもここ数年、急に認知度が高まったハロウィーン。クリスマス、ヴァレンタインデーに次いで、お菓子メーカーなどの商機拡大といった商業色の強さがあるのは否定できませんが、まあ、異文化を何でもすんなり受け入れる日本らしいとも言えましょうか。
そのハロウィーンは、日本ではアメリカから伝わったと思っている人が多いようですし、実際のルートとしてはそうかもしれませんが、この祭りはアイルランドが発祥だとされています。ケルトとキリスト教とに由来するので、まさにアイルランドなんですが、実際、アイルランドではこの時期、小学校から高校までが秋休みとなり、ハロウィーンを祝います。ハロウィーン休暇などとも呼ばれます。また、アイルランドでは、10月最後の月曜が祝日で、これをハロウィーン・バンクホリデーとも呼びます。しかし本来のハロウィーンの日は、10月の最後の日、31日です。
その10月31日は、今年は日曜でした。日曜の朝で、しかも雨ともあれば、田舎の村はひっそりしていて、人影もありません。ここは、リーシュ州のダロウという小さな村。そこに小さな保育園があって、その窓がこのように飾られていました。

先生と子供たちとで作った素朴な、という感じのディスプレーは、心なごみます。しかし小さな村なので、すぐ隣にパブもあって、土曜の晩に飲んで騒いだんでしょうか、そのままビールのグラスがこんな所に残っていて、けしからんような、まあこれもアイルランドらしいような・・・
一歩入った所の民家。田舎だから広い敷地です。門にこうしてカボチャを飾っています。

カボチャで作るこの提灯のような飾りは、ジャック・ランターンとか呼ばれるようで、ハロウィーンの象徴のような存在。ハロウィーンの前にはスーパーでもこのオレンジ色のカボチャが沢山売られていました。
こんな静かな田舎の村で、こういったものを一体何人の人が見るのかとも思いますが、別に見せ物でもないわけで、毎年こうやって素朴に祝ってきているのでしょう。素朴な信仰が今に伝わっているんだなあと実感するひとときでした。
鵜飼
そのハロウィーンは、日本ではアメリカから伝わったと思っている人が多いようですし、実際のルートとしてはそうかもしれませんが、この祭りはアイルランドが発祥だとされています。ケルトとキリスト教とに由来するので、まさにアイルランドなんですが、実際、アイルランドではこの時期、小学校から高校までが秋休みとなり、ハロウィーンを祝います。ハロウィーン休暇などとも呼ばれます。また、アイルランドでは、10月最後の月曜が祝日で、これをハロウィーン・バンクホリデーとも呼びます。しかし本来のハロウィーンの日は、10月の最後の日、31日です。
その10月31日は、今年は日曜でした。日曜の朝で、しかも雨ともあれば、田舎の村はひっそりしていて、人影もありません。ここは、リーシュ州のダロウという小さな村。そこに小さな保育園があって、その窓がこのように飾られていました。

先生と子供たちとで作った素朴な、という感じのディスプレーは、心なごみます。しかし小さな村なので、すぐ隣にパブもあって、土曜の晩に飲んで騒いだんでしょうか、そのままビールのグラスがこんな所に残っていて、けしからんような、まあこれもアイルランドらしいような・・・
一歩入った所の民家。田舎だから広い敷地です。門にこうしてカボチャを飾っています。

カボチャで作るこの提灯のような飾りは、ジャック・ランターンとか呼ばれるようで、ハロウィーンの象徴のような存在。ハロウィーンの前にはスーパーでもこのオレンジ色のカボチャが沢山売られていました。
こんな静かな田舎の村で、こういったものを一体何人の人が見るのかとも思いますが、別に見せ物でもないわけで、毎年こうやって素朴に祝ってきているのでしょう。素朴な信仰が今に伝わっているんだなあと実感するひとときでした。
鵜飼