アイルランド留学と貿易のニチアイブログ

アイルランドで留学と貿易を続けて20年あまり、ニチアイの現地在住スタッフがコーク市からお届けする、アイルランド情報ブログ。 現地在住エージェントならではのニュースを発信します。

2011-01

★ ニチアイについて ★
  ニチアイは、アイルランドに本社を置く留学・貿易を扱う会社です。留学部門では特色ある語学学校と提携、アイルランド留学ワーキングホリデーイギリス留学マルタ留学を扱い、日本での説明会も行っています。貿易分門では年末ギフトとしてアイルランド特産のスモークサーモンを毎年日本にお届けし、好評を得ています。そんなニチアイのホームページはこちら

TO LET の街ダブリン

大昔、今ほど英語もできず、世間知らずだった頃、英語圏の国を旅行していて、TO LET という看板を初めて見た時は、TOILET の I が抜け落ちてしまったのかな、と思ったりしたものです。半分冗談、半分本気ですが、その TO LET の看板、今は本当にそこらじゅうにあります。

日本語に意訳すると「貸します」なんでしょうか。不景気の今、オフィス街を歩けばどこにでも見られます。

LCIのあったビルさて、この写真ですが、あれ、見覚えがある、という方がいらっしゃれば、多分、当ブログの愛読者で常連さんですね。毎度ありがとうございます。その通り。こちらの記事 を見てください。2010年3月上旬に、閉校したばかりの語学学校の写真を撮りました。2011年1月下旬、同じ所を通ってみました。それが今回の写真です。なんら変わっていません。同じ日に撮ったと嘘をついてもばれないぐらいに同じような写真です。ここはダブリン都心の一等地のビジネス街。語学学校が閉校した後、ずっと「TO LET」が、かれこれ1年近く続いているというわけです。

Creation Arcade今のダブリンを歩くとすぐわかりますが、オコンネル・ストリートとか、グラフトン・ストリートのような、超有名な目抜き通りは、それほどでもありません。テナントもほぼ入っていますし、人通りも多く、お店もそこそこ賑わっている感じがします。しかし、そういった主要な通りから一歩横道に入ると状況は一変し、この写真のように、アーケード街全体がゴーストタウン化していたりします。ここは、グラフトンストリートから僅か200メートル程度の場所です。

そして、こんな写真はどうでしょう?

まさに TO LET ストリートですね。これもダブリンの現実なのです。

Harcourt Street

ほんの数年前まで、不動産バブルに沸いていて、このあたりでオフィス・スペースを見つけるのは至難だったのですが、今やこのありさま。ここは、セント・スティーヴンズ・グリーンからルアスに沿って南へ下り、ハーコート・ストリートへ入ってすぐのあたりです。

不景気を強調したければ、「オフィス街は空室ばかりでまるでゴーストタウン」とか言って、歩行者のいない時に撮れば一層でしょう。しかし、もう少し客観的に見れば、このあたりの4階建て前後のビルは、各階ごとに違うテナントが入っていることも多いのです。4フロアのうち1つでも空室があれば、この TO LET は現れます。不景気には違いありませんが、かといってゴーストタウンと言ってしまっては、それは誇張になります。

鵜飼

テーマ:アイルランド - ジャンル:海外情報

アイルランドもTVのデジタル化

日本でも今年の7月に、テレビは完全デジタル化に移行するようですが、
アイルランドでも着々とデジタル化が進められています。

数ヶ月前に、ちょうど自分が住んでいる家のアナログテレビが壊れてしまい、
新しいテレビを購入することになりました。
近々、デジタル化になることがわかっていたため、
購入の際、二つの選択肢がありました。

1)デジタル対応のテレビを購入する
2)デジタル未対応のテレビを購入し、デジタル化に移行後、デジタル用のボックスを新たに購入する

結局は、デジタル対応のテレビを購入しました。
未対応のものよりも、約50ユーロ高かったのですが、
デジタル用のボックスもそれなりの値段になるそうなので、
先を見越してデジタル対応のものを選びました。

現在、アナログ番組を少しずつデジタルに移行しているようで、
11月にテレビを購入した時点で、既に3つのチャンネルがデジタルで映り、
その後の2ヶ月くらいで、さらに新たに2チャンネル、デジタルで見られるようになりました。

その他、日本のデジタルテレビほどではありませんが、
最新ニュース、株価、映画館情報、フライト情報などがメニュー機能でみることができます。
(※アナログでも『エアテル』という情報機能がありますが、デジタルの方がやはり充実しています。)

アイルランド人がよく口にする言い回しですが、
『Modern technology is wonderful!』
ですね!

多良岡

廃線になったかつての愛英連絡鉄道

これは多分、アイルランドの普通の国民にとって特段の関心はなかった、国内でも小さなローカルニュースです。2010年9月18日の土曜日を最後として、南東部を走る鉄道路線、ウォーターフォードとロスレア・ストランドの間(約56km)が、実質廃止されてしまいました。表向きは休止らしいですが、恐らく二度と復活することはないでしょう。

この路線の晩年の姿はまことにわびしいもので、列車本数はなんと、平日に1往復、日曜祝日はゼロ、という、究極のローカル線でした。そして、年間の運行経費190万ユーロに対して、運賃収入はわずか5万ユーロだったとのこと。この数字だけをみると、もっと早いうちに廃止されていそうなものですが、それにもかかわらず、今日まで生き延びてきたのには、いくつかの理由があります。

この路線は、今日でこそ寂れ切っていましたが、飛行機以前の時代は、アイルランド南部一帯と、ロンドンを含むイングランド南部とを結ぶ、ある意味での幹線鉄道だったのです。そのため、確か2000年代初頭ぐらいまでは、コークやリムリック、トラリーなどを夕方に出て、ロスレア港に夜に着き、夜行フェリーを介して午前2時すぎにイギリス側の港に着き、待ち受ける列車に乗り継ぐと、朝にロンドンに着ける、という、そういう長距離客に合わせた運行ダイヤになっていました。逆は、ロンドンを朝に出て、午後のフェリーを介して、リムリックやコークには深夜に着くというダイヤでした。しかし、今回廃止になった区間に関しては、ウォーターフォードが最大の町で、そのウォーターフォードへの通勤通学客のために、それと別に、朝にロスレア港を出てウォーターフォードまでの列車がもう1本ありました。その列車は、夜行フェリーからの乗り継ぎ客も利用できましたが、ウォーターフォードから先へ行く列車の連絡はありませんでした。

という具合に、愛英連絡国際鉄道路線の一部を構成していたため、色々な意味で安易な廃止はできず、生き残ってきたのですが、実際にはもうその当時、この鉄道とフェリーを利用してイギリスへ渡る旅客は、限りなくゼロに近かったようです。そのため、2000年代に入って、ウォーターフォードを境に運転系統を分けて、ウォーターフォードとロスレア港の間は、ウォーターフォードへの通勤通学客のための1往復だけになっていました。つまり、フェリー連絡の長距離客への便宜は考慮せず、地元ローカルの輸送だけに徹するという転換です。

しかし、廃止になった途中区間には4つの駅がありましたが、どこも小さな集落で、多くの利用者は見込めません。こうなればもうバス代替は当然、と思われるでしょうが、これまた、そう簡単に行かないもう一つの事情がありました。それがこの長大鉄橋です。

Waterford - Campile

これは、ウォーターフォードの東側で、シュア川とバロー川が大河となって海へ注ぐ手前にあります。ここに、この路線の鉄橋が架かっています。とても長い鉄橋で、老朽化していたのでしょうか、そこを列車は、徐行でそろりそろりと、かなりの時間をかけて渡っていました。平凡な風景の多いアイルランドの鉄道旅行では、間違いなく一つのハイライトとなる雄大な眺めでした。この鉄道橋より下流はおろか、上流にも、道路の橋は全くなく、バロー川の東側からウォーターフォードへ車で行こうと思うと、延々、30キロ以上も上流のニューロスまでぐるりと迂回しなければなりません。現に、鉄道が廃止された翌週から、ニューロス経由の代替バスが走っていますが、ウォーターフォードまでの所要時間は、場所によっては以前の3倍ぐらいになってしまいました。この鉄道は、沿線からこの地域の中心都市であるウォーターフォードへ、最短距離で行ける便利な移動手段であったはずなのです。しかし、沿線人口があまりに少なすぎるので、車社会の今日、利用者はごく一握りの限られた通勤通学客しかなかったというわけです。

この、悲しいまでに寂れ切ったローカル鉄道の雰囲気が何とも言えず、といって、このダイヤでは乗りたくても乗れないので、昨年6月、ウォーターフォードへ用事があって行った時、夕方にウォーターフォードを出るロスレア行きの列車の時間に合わせて、ここに行ってみたのです。ウォーターフォード市街から車で15分ほどで行けます。以前にもそういう事を何度かやったことがあります。しかしその時、まさかこれが最後の機会になるとは思っていませんでした。

ところで、人気番組「世界の車窓から」のアイルランド編では、なんとこのルートが行程に入っているのですね。ここまで少ない運転本数の不便な路線を、よく入れられたものだと思います。しかしそれもまた結果的には、最後の貴重な映像になってしまったというわけですね。

鵜飼

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サンドイッチのオーダー方法

物価の高いアイルランド。

外食も日本よりも割高です。

量は日本の2倍近く出てくるものの、
値段もそれなりにします。

そんな時、気軽に食べられるものといえば・・・

やはり、サンドイッチですね!

アイルランド国民のほぼ100%が
ランチはサンドイッチを食べているのではないかと思いますが、
どこでも気軽にサンドイッチが買えます。

おすすめなのは、その場で作ってもらうサンドイッチです。

スーパーや、ガソリンスタンドや、小さなお店など、
サンドイッチ・カウンターのあるところが多く、
お昼の時間になると、にぎわってきます。

サンドイッチの注文の仕方ですが、
ガラスのショーケースに
いろいろな具材が並べられていますが、

1)好きなパンの種類を選ぶ。(バゲット、食パン、トルティーヤなど)
2)パンに塗るものを選ぶ。(バターか、マヨネーズ)
3)好きな具材を指定する。
4)お店の人がその場で、ぱぱっとオリジナルサンドイッチを作って、包んで値段を貼ってくれます。

気になるお値段ですが、
先日行ったお店では、
『ミニバゲット+チキン+野菜の具 2種類』=2.5ユーロ
と、大変お手ごろ価格でした。

例えば、もっと豪華なサンドイッチにしたい場合は、
トッピング 肉類 =50セント
トッピング 野菜類 =20セント
で追加も可能でした。

是非お試しください!

多良岡

大寒波のさなかのダブリン空港

やや、この異常な人の多さは?これがヨーロッパの帰省ラッシュ?

ダブリン空港

これはクリスマスイヴの12月24日の午前のダブリン空港です。この12月はヨーロッパ全域が異常な寒波に見舞われ、アイルランドでも時ならぬ大雪で、空の交通も大きく麻痺しました。

この写真のうち、左側の長い行列は、これは何かというと、エアリンガスのチケット再予約の列なのです。この日も沢山の飛行機が欠航し、乗れなくなった人が、再予約なりキャンセルなりのために、列を作っているわけですが、その待ち時間は2?3時間だったという話です。

あくまで航空会社単位の話で、やはりアイルランドではエアリンガスに長い列ができます。もう一つ、右奥の方が、ライアンエアの行列だったようです。

クリスマス前で混んでいるといっても、全ての飛行機が満席だとしても、ちゃんと飛んでいれば、この場所、こんなに人で溢れることはありません。一応首都の空港ですし、最近第二ターミナルもできて、それなりのキャパシティーはあります。しかし、沢山の飛行機が欠航、しかもそれがクリスマスの前日、となれば、大混乱は必至です。何しろアイルランドのクリスマスは飛行機など1本も飛ばず、普通なら空港も閉鎖されるのです。これが他の日であれば、天候のせいじゃ仕方ない、ホテルに1泊して明日飛ぼう、で済むのですが、といっても、それですら結構なストレスですが、クリスマスはそれどころではありません。ホテルもほとんど休み、列車もバスも1本も動かず、飲食店も全く開かないのがアイルランドの12月25日。取り残されたら大変なことになります。だからみんな必死。

とはいっても、こういう時に、こちらの人は寛容というか、我慢強いなあと思います。日本人は交通機関が定刻に動くのに慣れていて、それが当然と思っているからでしょう。たまにこういうことがあると、すぐ係員に詰め寄る人がいます。いくら天候が原因とはいっても、日本ならこの状況ではもっと殺気立つのではないでしょうか。

さて、クリスマスイヴの朝に、私はダブリン空港で何をしていたかというと、私もここからエアリンガスでブリュッセルへ飛ぶつもりで、朝のライアンエアでコークからダブリンへ着いたのです。それで待ち時間もあるので、この珍しい光景をひとごとのようにカメラに収めたりして、余裕で自動チェックイン機でチェックインをして、私は大丈夫そうだな、この人たちは大変だな、と、まあ正直そんな気持ちでした。それで案内表示も出発30分前には「Go to Gate」だったので、これは間違いなく飛ぶだろう、ひょっとしてこんな時でも定刻かな、と思いながら搭乗ゲートに行ったところ、そのゲートにはアメリカ行きの飛行機がまだ横づけになっていて、2時間遅れとかの表示があり、いっこうに動こうとしません。ブリュッセル行きの人はそれなりに集まってきていますが、エアリンガスの係員はおらず、アメリカ便は別の航空会社なので、何もわかりません。でも次々と人がやってきて、ブリュッセルはこの後ここに来るのか、と質問します。そうこうするうちに、出発時刻を1時間ほど過ぎた頃、突然キャンセルのアナウンスが・・・

この日の午後は、ダブリンは晴れていたのですが、ヨーロッパ大陸が大雪でだいぶやられたみたいです。とにかく間違いなくキャンセルだということになると、後続便も期待できないし、明日はクリスマスです。ここはもう潔く諦めて、早くコークへ戻り、今日中に家に帰るのが得策、というか、そうするしかないです。

空港からコークまで直行のバスに乗ったところ、同じような客で満席でした。私の隣はコーク付近で働いているというギリシャ人で、クリスマス休みで帰省するつもりが欠航になったので帰れなくなったから、という女性でした。道路も渋滞がひどく、定刻より1時間半ほど遅れてコークへ着き、空港行きのバスも終わっていたので、タクシーで空港へ行き、空港に停めてある車で家に帰ったというわけでした。

後でニュースを見ると、この日のダブリン発は、エアリンガスが18便、ライアンエアが9便、欠航になったそうです。そして、帰れなくなった人が100人以上、クリスマスを空港ターミナルで過ごしたのだそうです。日本人がお正月を一年で一番特別な時期と思うのと同様で、こちらの人はクリスマスが最大の特別な休み。そんな時に空港ビルで過ごした人たちは、さぞかし、と思いますが、相手が天候では仕方ないでしょう。

しかし、天候のせいとはいえ、もう少しうまくやれなかったのかという批判は色々と議論されています。次に同じことが起これば、もう少しましな対応ができるかもしれません。何しろそれほどこの時の天候は、観測史上初の、未経験な出来事だったのです。

鵜飼



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2010年の大寒波!その時、アイルランドは・・・

2010年の冬、ヨーロッパは大寒波に見舞われました。
アイルランドも同様です。

例年のアイルランドの冬といえば、
メキシコ暖流の恩恵を受け、
雪もほとんどふらず、それほど寒くはならないのが特徴でした。

2009年もこれまでになく寒かったのですが、
2010年は、記録をぬりかえるほど気温が下がり、
地域によっては気温がマイナス17度程度まで下がり、
道路は凍結、各地で大雪が降り、
人々の記憶に残る冬となりました。

寒い冬を想定していないアイルランドで、
寒波は様々な影響をもたらしました。

一般家庭でのトラブルでは、
・水道管が凍結、破裂
・断水
・停電
などが主ですが、その他にも聞いた話によりますと、

・気温が下がりすぎて、トイレの便器の水が凍った
・ガスタンクが凍った
・屋根裏の水タンクが凍結し、破裂、家中水びたし

このような悲惨な話もたくさんありました。

現在の時点で、いったん寒さは落ち着きましたが、
まだしばらくは油断はできません。

これからの冬は、さらなる寒さ対策が必要になってきそうです。

多良岡

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