コークの形容詞形は?
America は American、Japan は Japanese。皆さんご存じ、中学1年で習う英語です。そして Ireland は Irish ですね。この、固有名詞(国名)の形容詞形というのは、随分幅広い意味があり、Japanese なら、日本の、という形容詞として使われる他、日本語という名詞にも、日本人という名詞にもなりますね。全てを一語でまかなえるので、便利な反面、混同することはないのだろうか、と思ったりもしますが・・・
この、固有名詞である地名の語尾を何らかの形で変化させて、形容詞形を作るというのは、国名だけではなく、都市名でもできます。割と知られたところでは、New York → New Yorker、London → Londoner など、そして、アイルランドの首都ダブリンも、Dublin → Dubliner。これは日本では、アイリッシュパブのチェーン店の名前で知った方も多いのではないでしょうか。
コークのような田舎町にも、こういう呼び方があるのだろうか、というと、私は偶然にもかなり昔にそれを知りました。もう10年以上も前ですが、場所はドイツのケルンで、メッセ(見本市)に行った時のことです。そのメッセにはアイルランドの出展者がいくつか固まってスタンドを出している所があり、知っている人もいたので、雑談をしていました。そうすると、その出展者の何人かが、閉館後、アイリッシュパブに集まって飲むのだそうです。やっぱりアイリッシュはどこに行ってもアイリッシュパブなのか~、せっかくドイツに来ているんだからドイツらしい所に行けばいいのに、というのはさておいて、その集まる店の名が、コーコニアン。はあ?と私が聞きなおすと、コークの人たちという意味だよ、と教えてくれました。ああそうか、そういうのがあるんだ、と、その時、知りました。私はパブへは行かなかったのですが、ケルンにもいくつものアイリッシュパブがある、とも教えてくれました。

それから時は流れて、私はつい先日、そのケルンの中央駅を、列車の乗り換えで通りました。ケルンもその時以来、久しぶりでした。待ち時間が1時間ほどあったので、街を歩いてみました。何となく駅周辺をぶらぶらしていたら、偶然、あったのです。残念ながら、道路が大工事の最中で、絵にならなかったので、下をカットした写真を撮ってきました。Corkonian。
その後、コークで暮らすようになったので、コークの人と話す機会も当然あるわけですが、しかしこの単語、普段の会話で実際に使われているのを聞いたことがありません。コークでホームステイをされる方は、ホストファミリーの方に、この単語の使い方を教わってみてはいかがでしょうか。
鵜飼
この、固有名詞である地名の語尾を何らかの形で変化させて、形容詞形を作るというのは、国名だけではなく、都市名でもできます。割と知られたところでは、New York → New Yorker、London → Londoner など、そして、アイルランドの首都ダブリンも、Dublin → Dubliner。これは日本では、アイリッシュパブのチェーン店の名前で知った方も多いのではないでしょうか。
コークのような田舎町にも、こういう呼び方があるのだろうか、というと、私は偶然にもかなり昔にそれを知りました。もう10年以上も前ですが、場所はドイツのケルンで、メッセ(見本市)に行った時のことです。そのメッセにはアイルランドの出展者がいくつか固まってスタンドを出している所があり、知っている人もいたので、雑談をしていました。そうすると、その出展者の何人かが、閉館後、アイリッシュパブに集まって飲むのだそうです。やっぱりアイリッシュはどこに行ってもアイリッシュパブなのか~、せっかくドイツに来ているんだからドイツらしい所に行けばいいのに、というのはさておいて、その集まる店の名が、コーコニアン。はあ?と私が聞きなおすと、コークの人たちという意味だよ、と教えてくれました。ああそうか、そういうのがあるんだ、と、その時、知りました。私はパブへは行かなかったのですが、ケルンにもいくつものアイリッシュパブがある、とも教えてくれました。

それから時は流れて、私はつい先日、そのケルンの中央駅を、列車の乗り換えで通りました。ケルンもその時以来、久しぶりでした。待ち時間が1時間ほどあったので、街を歩いてみました。何となく駅周辺をぶらぶらしていたら、偶然、あったのです。残念ながら、道路が大工事の最中で、絵にならなかったので、下をカットした写真を撮ってきました。Corkonian。
その後、コークで暮らすようになったので、コークの人と話す機会も当然あるわけですが、しかしこの単語、普段の会話で実際に使われているのを聞いたことがありません。コークでホームステイをされる方は、ホストファミリーの方に、この単語の使い方を教わってみてはいかがでしょうか。
鵜飼
ラッピング・ペーパー
一大イベントのクリスマスが過ぎ、また平凡な日々がやってまいりました。
ちなみに、アイルランドの新年は特にお祝い事もなく、
普段の日とほとんど変わりません。
年によっては、近所でお祝いのクラッカーがパンパンと聞こえる程度です。
さて、クリスマスにもらう・あげるプレゼントに関連する話題ですが、
こちらでは、物を買うときに、店側が「プレゼント用ラッピング」をしてくれることはあまりありません。
高級デパートでは独自のラッピングをつけてくれる所もありますが、
それ以外はラッピングサービスというものがありません。
基本的には、人にあげるプレゼントは
家で独自にラッピングします。
そのため、文房具屋さんにはラッピングペーパーのコーナーがあり、
各行事ごとのラッピングが売られています。
ウェディング用、バースデー用、クリスマス用、などなど。
ラッピングは、きれいでかわいければ何でも良いのでは・・・と思ってしまいますが、
アイルランド人には随分こだわりがあるようで、
各イベントの主旨にそったラッピングをしないと気がすまない人がたくさんいます。
ついでに、そのプレゼントを入れる紙袋も、クリスマスなら必ずクリスマス柄を選びます。
日本では、簡易包装が浸透してきているように思いますが、
アイルランドでは、まだまだラッピングの消費量が多いように感じます。
ちなみに、私は頂いたプレゼントのラッピングは捨てずに、折り紙をして再利用するようにしています。
多良岡
ちなみに、アイルランドの新年は特にお祝い事もなく、
普段の日とほとんど変わりません。
年によっては、近所でお祝いのクラッカーがパンパンと聞こえる程度です。
さて、クリスマスにもらう・あげるプレゼントに関連する話題ですが、
こちらでは、物を買うときに、店側が「プレゼント用ラッピング」をしてくれることはあまりありません。
高級デパートでは独自のラッピングをつけてくれる所もありますが、
それ以外はラッピングサービスというものがありません。
基本的には、人にあげるプレゼントは
家で独自にラッピングします。
そのため、文房具屋さんにはラッピングペーパーのコーナーがあり、
各行事ごとのラッピングが売られています。
ウェディング用、バースデー用、クリスマス用、などなど。
ラッピングは、きれいでかわいければ何でも良いのでは・・・と思ってしまいますが、
アイルランド人には随分こだわりがあるようで、
各イベントの主旨にそったラッピングをしないと気がすまない人がたくさんいます。
ついでに、そのプレゼントを入れる紙袋も、クリスマスなら必ずクリスマス柄を選びます。
日本では、簡易包装が浸透してきているように思いますが、
アイルランドでは、まだまだラッピングの消費量が多いように感じます。
ちなみに、私は頂いたプレゼントのラッピングは捨てずに、折り紙をして再利用するようにしています。
多良岡