英語を学べるファームステイ
語学留学というと、語学学校に行って世界中から来た学生と肩を並べてグループレッスンを受ける、というイメージがありますし、実際、それが主流ではありますが、先生との一対一で個人レッスンを受ける人も少なくありません。お金はかかりますが、費用対効果を考えると、むしろ優れている場合も多く、特に忙しい人の短期留学なら、効果的です。
その中でも究極の方法は、先生の家にホームステイをしてしまう、「ホームテュイション」というやつです。やっている先生は結構多く、専門の手配機関もいくつもあります。
その中でもユニークというか、アイルランドらしいと思うのが、ファームステイ。アイルランド中央部の農村地帯で、長年、これをやっている先生がいらっしゃいます。「イングリッシュ・イン・ティぺラリー」という名前で学校としても認識されていますが、外から見ても学校ではなく、家です。ただ、古いものの、かなり大きな家です。そう、ここは土地があり余るほどある、広大な農村で、きっと先祖代々の富農なのでしょう。
先生は女性で、ご主人と息子さんがファームの仕事をしています。
先日、行って、ファームを見てきました。

こういう風に羊や牛が飼われている所を案内してもらいました。もちろん、学生として行った場合も同じように案内してもらえます。

豚も馬もいました。この豚は妊娠中で、実際、後から聞いたのですが、その後十数匹の子供を産んだそうです。馬は競走馬だそうです。

春は羊も出産の季節。前日に産まれたばかりの子羊が隔離されている部屋にも案内してもらいました。羊という動物は、飼われていても、人間が一定距離に近づくと警戒して逃げ出す動物。これは本能的な習性なのかと思っていましたが、産まれたばかりの赤ちゃんは、あどけなく、フレンドリーです。案内してくれた先生の息子さんによれば、ミルクをくれると思ってねだっているのだそうです。
ここは、動物好きの人なら、英語+アルファの、その+アルファの方が、二倍ぐらい楽しめるかもしれません。
鵜飼
その中でも究極の方法は、先生の家にホームステイをしてしまう、「ホームテュイション」というやつです。やっている先生は結構多く、専門の手配機関もいくつもあります。
その中でもユニークというか、アイルランドらしいと思うのが、ファームステイ。アイルランド中央部の農村地帯で、長年、これをやっている先生がいらっしゃいます。「イングリッシュ・イン・ティぺラリー」という名前で学校としても認識されていますが、外から見ても学校ではなく、家です。ただ、古いものの、かなり大きな家です。そう、ここは土地があり余るほどある、広大な農村で、きっと先祖代々の富農なのでしょう。
先生は女性で、ご主人と息子さんがファームの仕事をしています。
先日、行って、ファームを見てきました。

こういう風に羊や牛が飼われている所を案内してもらいました。もちろん、学生として行った場合も同じように案内してもらえます。

豚も馬もいました。この豚は妊娠中で、実際、後から聞いたのですが、その後十数匹の子供を産んだそうです。馬は競走馬だそうです。

春は羊も出産の季節。前日に産まれたばかりの子羊が隔離されている部屋にも案内してもらいました。羊という動物は、飼われていても、人間が一定距離に近づくと警戒して逃げ出す動物。これは本能的な習性なのかと思っていましたが、産まれたばかりの赤ちゃんは、あどけなく、フレンドリーです。案内してくれた先生の息子さんによれば、ミルクをくれると思ってねだっているのだそうです。
ここは、動物好きの人なら、英語+アルファの、その+アルファの方が、二倍ぐらい楽しめるかもしれません。
鵜飼
電化製品が動かなくなったら・・・
電化製品が動かなくなったら。
日本だと、新しく買い換えてしまう場合も多いかと思います。
アイルランドで電化製品が動かなくなった場合。
いくつかのことが考えられます。
①まずはブレーカー
家にもよりますが、私が住んでいるところは
『あ!電子レンジの電源がつかない!ついに壊れた?』と思うと
ブレーカーが落ちている場合が多いです。
ほとんどの場合、キッチンで起こるので
一度にいろいろ使いすぎなのかもしれませんが・・・
②停電
日本に比べると、停電は多いです。
テレビやパソコンが急に消えたりすると、
停電の場合があります。
私が経験した停電は、どれも30分くらいで復旧しました。
③コンセントのヒューズ
アイルランドに来てからはじめて知ったことですが、
これは、電化製品のコンセントの部分が日本は2本足ですが、こちらは3本足ですね。
その3本足のコンセントの先の部分、なんとここが分解できるようになっていて、
開けると小さいヒューズが入っているんです。
電化製品が動かなくなる原因は、このヒューズ、ということが
わりとよくあるのです。
なので、アイルランドで電化製品が動かなくなったら、
まずはコンセントを分解してヒューズを交換したら
難なくまた動くようになる、なんてことが意外とよくあります。
このヒューズ交換には特に専門知識は必要ありませんので、
ダメもとで是非試してみてください。
DIYショップなどで手に入ります。
多良岡
日本だと、新しく買い換えてしまう場合も多いかと思います。
アイルランドで電化製品が動かなくなった場合。
いくつかのことが考えられます。
①まずはブレーカー
家にもよりますが、私が住んでいるところは
『あ!電子レンジの電源がつかない!ついに壊れた?』と思うと
ブレーカーが落ちている場合が多いです。
ほとんどの場合、キッチンで起こるので
一度にいろいろ使いすぎなのかもしれませんが・・・
②停電
日本に比べると、停電は多いです。
テレビやパソコンが急に消えたりすると、
停電の場合があります。
私が経験した停電は、どれも30分くらいで復旧しました。
③コンセントのヒューズ
アイルランドに来てからはじめて知ったことですが、
これは、電化製品のコンセントの部分が日本は2本足ですが、こちらは3本足ですね。
その3本足のコンセントの先の部分、なんとここが分解できるようになっていて、
開けると小さいヒューズが入っているんです。
電化製品が動かなくなる原因は、このヒューズ、ということが
わりとよくあるのです。
なので、アイルランドで電化製品が動かなくなったら、
まずはコンセントを分解してヒューズを交換したら
難なくまた動くようになる、なんてことが意外とよくあります。
このヒューズ交換には特に専門知識は必要ありませんので、
ダメもとで是非試してみてください。
DIYショップなどで手に入ります。
多良岡
ニチアイのオフィスからのパレード見学は
もう1ヶ月前の話になってしまいましたが、在愛の皆さん、セントパトリックスデーのパレードはご覧になりましたか。
2010年夏に移転した当社の現在のオフィスは、コークの目抜き通りの一つである、サウス・マル(South Mall)にあります。パレードはこの通りの東からスタートします。
当社オフィスからのパレードの眺めはどうか、ということですが、残念ながら、最高とは言えません。とりあえずご覧になりたい方でしたら、見えます。ただ、写真を撮ろうと思うと、街路樹の枝が邪魔になってしまうのです。
それでも、どんな感じに撮れるかと思って、やってみました。こんな感じになります。

こんな所での見学でもよろしければ、来年は当社オフィスを見学用に開放しようかと思っています。但し、窓の数も少ないので、2~3名が限度です。
鵜飼
2010年夏に移転した当社の現在のオフィスは、コークの目抜き通りの一つである、サウス・マル(South Mall)にあります。パレードはこの通りの東からスタートします。
当社オフィスからのパレードの眺めはどうか、ということですが、残念ながら、最高とは言えません。とりあえずご覧になりたい方でしたら、見えます。ただ、写真を撮ろうと思うと、街路樹の枝が邪魔になってしまうのです。
それでも、どんな感じに撮れるかと思って、やってみました。こんな感じになります。

こんな所での見学でもよろしければ、来年は当社オフィスを見学用に開放しようかと思っています。但し、窓の数も少ないので、2~3名が限度です。
鵜飼
ついに、『じゃがいも2KG、18セント!!!』
アイルランドは、物価が高いと言われていますが、
住んでみると、日用品や野菜・果物は安いと感じます。
郊外でよく見かける某スーパーは、商品の種類は少ないですが、
商品が安いのが売りで、例えば定期的に野菜・果物が数種類、各39c~99cくらいでセールにだされています。
量が少ないから安いのではなく、人参ならぎっしり1KGで49cですとか、青りんごも8個入って99cなど、
その時々によって内容は様々ですが、かなりお買い得感があります。
不況の中、この野菜・果物セールは非常にありがたいと常々思っていたのですが、
先日この某スーパーに出かけて、セールの価格に目を疑ってしまいました。
ついに、『じゃがいも2kG 18c』になっていたのです。
2個じゃなくて、2kgです。何十個も入っています。
いくら『じゃがいも大国』とはいえ、これは価格破壊です。
他にもブロッコリー、人参1kg、キウイ6個、トマト6個などがそれぞれ18cだったのです。
ここまで安いのは初めてだったので、本当に驚いてしまいました。
この日、これらのセール品は飛ぶように売れたようで、夕方またスーパーに立ち寄った頃には
品切れ商品もありました。
不況の中、スーパーにおける価格競争が激しい結果かと思いますが、消費者としては非常にありがたいことです。
買い物をする時はセール品だけではなく、他の商品もたくさん買って国内消費の促進に協力したいものですね。
多良岡
住んでみると、日用品や野菜・果物は安いと感じます。
郊外でよく見かける某スーパーは、商品の種類は少ないですが、
商品が安いのが売りで、例えば定期的に野菜・果物が数種類、各39c~99cくらいでセールにだされています。
量が少ないから安いのではなく、人参ならぎっしり1KGで49cですとか、青りんごも8個入って99cなど、
その時々によって内容は様々ですが、かなりお買い得感があります。
不況の中、この野菜・果物セールは非常にありがたいと常々思っていたのですが、
先日この某スーパーに出かけて、セールの価格に目を疑ってしまいました。
ついに、『じゃがいも2kG 18c』になっていたのです。
2個じゃなくて、2kgです。何十個も入っています。
いくら『じゃがいも大国』とはいえ、これは価格破壊です。
他にもブロッコリー、人参1kg、キウイ6個、トマト6個などがそれぞれ18cだったのです。
ここまで安いのは初めてだったので、本当に驚いてしまいました。
この日、これらのセール品は飛ぶように売れたようで、夕方またスーパーに立ち寄った頃には
品切れ商品もありました。
不況の中、スーパーにおける価格競争が激しい結果かと思いますが、消費者としては非常にありがたいことです。
買い物をする時はセール品だけではなく、他の商品もたくさん買って国内消費の促進に協力したいものですね。
多良岡
タイタニック沈没100周年!
かの有名なタイタニック号が大西洋上で沈没したのが、今から100年前の1912年4月15日だそうです。
というわけで、ご存じの方も多いと思いますが、タイタニックゆかりの地では、色々な記念行事が行われています。とは言っても悲劇から100年なので、お祭り騒ぎというわけにはいきませんが。
そのお祭りの舞台は2つ。一つはタイタニック号が建造された造船所のあるベルファースト。もう一つはタイタニック号が最後に出航した港町である、クィーンズタウン。というのは当時の名前で、現在の名前はコーヴです。

上の画像は、そのベルファーストにおける、タイタニック関連の行事を紹介する観光客向けのパンフレットです。なかなか立派で、中身も32ページに及ぶ小冊子。今、ベルファーストの観光案内所をはじめ、あちこちに置いてあります。
対するこの左のやつですが、これがコーヴのパンフレットです。A4版を三つ折りにした、簡素なパンフレットです。それでも頑張って作ったのはいいけど、印刷した後に行事の変更があったらしく、コーヴのツーリストオフィスでは、修正版の白黒コピーをくれて、こっちが最新だから、というような状態なのであります。(ちなみにここでは同一比率で縮小したものを掲載しています)
まあ、お金をかけて立派なパンフレットを作ることと、訪れる人の満足度とは、必ずしも比例しないとは思います。しかし、今回に関する限り、ベルファーストの盛り上がり方はすごい。対するコーヴは、比べてしまえばささやかです。この差がどうして出ているか、考えてみました。
まず、ベルファーストはもともと工業都市であり、都市規模の割には観光産業は栄えていません。観光客誘致の気持ちがなかったわけではないのでしょうが、十数年前までテロが頻発しており、市内のあちこちに銃を構えた兵士が立っていた町。よって、今ようやく、観光に目覚めた。その一つのきっかけにタイタニックはまたとない機会であった。
対するコーヴは、コーク郊外の風光明媚な港町であり、アイルランドで唯一、大型豪華客船を受け入れる港でもあり、小さな町なりに観光産業が一つの産業として確立している。そういった中で、今回のタイタニック100周年も、一つの大きな行事ではあるが、今回だけ特別に大騒ぎするほどでもない。
といった温度差があると思います。
そして、英国に属し、人口30万に近いベルファーストと、アイルランドの田舎町で人口1万弱のコーヴとでは、規模が違うのは歴然としています。どちらも本気を出したとしても、規模、資金力など、コーヴはベルファーストには、残念ですがとてもかないません。でも、コーヴの人は恐らく残念とは思っていないでしょうし、ベルファーストに負けたとも思っていません。自分のペースでできることをやって楽しむ、そして来た人に楽しんでもらう。そんなスタンスでこの記念すべき日を迎えようとしている、そんな感じがします。
ベルファーストの行事は、www.belfastcity.gov.uk/titanic 及び 、www.ni2012.com で、またコーヴの行事は、www.titanic100.ie で、ご覧いただけます。
今月中、どちらの町でも様々な行事があります。この機会にこれらの町へ出かけてみてはいかがでしょうか。
鵜飼
というわけで、ご存じの方も多いと思いますが、タイタニックゆかりの地では、色々な記念行事が行われています。とは言っても悲劇から100年なので、お祭り騒ぎというわけにはいきませんが。
そのお祭りの舞台は2つ。一つはタイタニック号が建造された造船所のあるベルファースト。もう一つはタイタニック号が最後に出航した港町である、クィーンズタウン。というのは当時の名前で、現在の名前はコーヴです。

上の画像は、そのベルファーストにおける、タイタニック関連の行事を紹介する観光客向けのパンフレットです。なかなか立派で、中身も32ページに及ぶ小冊子。今、ベルファーストの観光案内所をはじめ、あちこちに置いてあります。

まあ、お金をかけて立派なパンフレットを作ることと、訪れる人の満足度とは、必ずしも比例しないとは思います。しかし、今回に関する限り、ベルファーストの盛り上がり方はすごい。対するコーヴは、比べてしまえばささやかです。この差がどうして出ているか、考えてみました。
まず、ベルファーストはもともと工業都市であり、都市規模の割には観光産業は栄えていません。観光客誘致の気持ちがなかったわけではないのでしょうが、十数年前までテロが頻発しており、市内のあちこちに銃を構えた兵士が立っていた町。よって、今ようやく、観光に目覚めた。その一つのきっかけにタイタニックはまたとない機会であった。
対するコーヴは、コーク郊外の風光明媚な港町であり、アイルランドで唯一、大型豪華客船を受け入れる港でもあり、小さな町なりに観光産業が一つの産業として確立している。そういった中で、今回のタイタニック100周年も、一つの大きな行事ではあるが、今回だけ特別に大騒ぎするほどでもない。
といった温度差があると思います。
そして、英国に属し、人口30万に近いベルファーストと、アイルランドの田舎町で人口1万弱のコーヴとでは、規模が違うのは歴然としています。どちらも本気を出したとしても、規模、資金力など、コーヴはベルファーストには、残念ですがとてもかないません。でも、コーヴの人は恐らく残念とは思っていないでしょうし、ベルファーストに負けたとも思っていません。自分のペースでできることをやって楽しむ、そして来た人に楽しんでもらう。そんなスタンスでこの記念すべき日を迎えようとしている、そんな感じがします。
ベルファーストの行事は、www.belfastcity.gov.uk/titanic 及び 、www.ni2012.com で、またコーヴの行事は、www.titanic100.ie で、ご覧いただけます。
今月中、どちらの町でも様々な行事があります。この機会にこれらの町へ出かけてみてはいかがでしょうか。
鵜飼