アイルランド留学と貿易のニチアイブログ

アイルランドで留学と貿易を続けて20年あまり、ニチアイの現地在住スタッフがコーク市からお届けする、アイルランド情報ブログ。 現地在住エージェントならではのニュースを発信します。

2024-04

★ ニチアイについて ★
  ニチアイは、アイルランドに本社を置く留学・貿易を扱う会社です。留学部門では特色ある語学学校と提携、アイルランド留学ワーキングホリデーイギリス留学マルタ留学を扱い、日本での説明会も行っています。貿易分門では年末ギフトとしてアイルランド特産のスモークサーモンを毎年日本にお届けし、好評を得ています。そんなニチアイのホームページはこちら

腕木式信号機

「腕木式信号機」といっても、何のことか知らない方も多いのではないでしょうか。これは、鉄道で使われている古典的な信号システムで作動する信号機のことで、日本でもかつてはローカル線では普通に見かけるものでした。しかし今の日本には、ほとんど残っておらず、あれば国宝級の「文化遺産」で、マニアはカメラを持ってわざわざ見に行くほどのもののようです。対して普通の信号機を「色灯式信号機」と言います。

この古典的な腕木式、アイルランドの鉄道には、まだかなり残っています。それでも徐々に近代的な信号システムに変わってきており、ここ数年でも、東海岸のロスレア港へ行く路線とか、マロウ?トラリー間などから、このシステムが消えました。なくなるからと言ってマニアが押し寄せたりしないのは、日本と違います。実際、この国で、こういったものにカメラを向けている人を、見たことがありません。

腕木式信号機

腕木式信号機というのは、こういう形をしています。これは、昨年開通したミドルトン線が分岐する、グロンタウン駅です。右がコーヴ方面、左がミドルトン方面になります。信号は、コーヴ方面が赤、ミドルトン方面が青を示しています。その2つだけで、中間の黄色とかはありません。写真でおわかりでしょうか。線路のポイントも、左に進むようになっています。連動しているのだと思いますが、自動的に連動するのではなく、係員が両方を確認しながら操作するのだと思います。

この路線は今週いっぱいまでの数週間、平日夜の列車が全てバス代行となっています。理由が信号システムの工事のためということなので、もしかしたら、この貴重な腕木式信号機が、なくなってしまうのかもしれません。しかし以前にも何度かそういう理由での工事運休があったので、今回も存続してくれるのではと、何となく期待しています。

ところで、ミドルトン線は、昨年開通するまで、40年あまりに渡り運休というか廃線同様の状態だったのです。その間もこの腕木式信号機はずっとここにあり、左は常に赤で、右が常に青の状態で固定されていたように思います。ということは、この信号機はそれ以前の古い時代からずっとここに立っているのでしょう。それにしても、何十年も使われていなかった古典的システムを、2009年というコンピュータとデジタルの時代に現役復活させるとは、感涙ものではありませんか。

鵜飼

テーマ:アイルランド - ジャンル:海外情報

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