アイルランド留学と貿易のニチアイブログ

アイルランドで留学と貿易を続けて20年あまり、ニチアイの現地在住スタッフがコーク市からお届けする、アイルランド情報ブログ。 現地在住エージェントならではのニュースを発信します。

2024-04

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大寒波のさなかのダブリン空港

やや、この異常な人の多さは?これがヨーロッパの帰省ラッシュ?

ダブリン空港

これはクリスマスイヴの12月24日の午前のダブリン空港です。この12月はヨーロッパ全域が異常な寒波に見舞われ、アイルランドでも時ならぬ大雪で、空の交通も大きく麻痺しました。

この写真のうち、左側の長い行列は、これは何かというと、エアリンガスのチケット再予約の列なのです。この日も沢山の飛行機が欠航し、乗れなくなった人が、再予約なりキャンセルなりのために、列を作っているわけですが、その待ち時間は2?3時間だったという話です。

あくまで航空会社単位の話で、やはりアイルランドではエアリンガスに長い列ができます。もう一つ、右奥の方が、ライアンエアの行列だったようです。

クリスマス前で混んでいるといっても、全ての飛行機が満席だとしても、ちゃんと飛んでいれば、この場所、こんなに人で溢れることはありません。一応首都の空港ですし、最近第二ターミナルもできて、それなりのキャパシティーはあります。しかし、沢山の飛行機が欠航、しかもそれがクリスマスの前日、となれば、大混乱は必至です。何しろアイルランドのクリスマスは飛行機など1本も飛ばず、普通なら空港も閉鎖されるのです。これが他の日であれば、天候のせいじゃ仕方ない、ホテルに1泊して明日飛ぼう、で済むのですが、といっても、それですら結構なストレスですが、クリスマスはそれどころではありません。ホテルもほとんど休み、列車もバスも1本も動かず、飲食店も全く開かないのがアイルランドの12月25日。取り残されたら大変なことになります。だからみんな必死。

とはいっても、こういう時に、こちらの人は寛容というか、我慢強いなあと思います。日本人は交通機関が定刻に動くのに慣れていて、それが当然と思っているからでしょう。たまにこういうことがあると、すぐ係員に詰め寄る人がいます。いくら天候が原因とはいっても、日本ならこの状況ではもっと殺気立つのではないでしょうか。

さて、クリスマスイヴの朝に、私はダブリン空港で何をしていたかというと、私もここからエアリンガスでブリュッセルへ飛ぶつもりで、朝のライアンエアでコークからダブリンへ着いたのです。それで待ち時間もあるので、この珍しい光景をひとごとのようにカメラに収めたりして、余裕で自動チェックイン機でチェックインをして、私は大丈夫そうだな、この人たちは大変だな、と、まあ正直そんな気持ちでした。それで案内表示も出発30分前には「Go to Gate」だったので、これは間違いなく飛ぶだろう、ひょっとしてこんな時でも定刻かな、と思いながら搭乗ゲートに行ったところ、そのゲートにはアメリカ行きの飛行機がまだ横づけになっていて、2時間遅れとかの表示があり、いっこうに動こうとしません。ブリュッセル行きの人はそれなりに集まってきていますが、エアリンガスの係員はおらず、アメリカ便は別の航空会社なので、何もわかりません。でも次々と人がやってきて、ブリュッセルはこの後ここに来るのか、と質問します。そうこうするうちに、出発時刻を1時間ほど過ぎた頃、突然キャンセルのアナウンスが・・・

この日の午後は、ダブリンは晴れていたのですが、ヨーロッパ大陸が大雪でだいぶやられたみたいです。とにかく間違いなくキャンセルだということになると、後続便も期待できないし、明日はクリスマスです。ここはもう潔く諦めて、早くコークへ戻り、今日中に家に帰るのが得策、というか、そうするしかないです。

空港からコークまで直行のバスに乗ったところ、同じような客で満席でした。私の隣はコーク付近で働いているというギリシャ人で、クリスマス休みで帰省するつもりが欠航になったので帰れなくなったから、という女性でした。道路も渋滞がひどく、定刻より1時間半ほど遅れてコークへ着き、空港行きのバスも終わっていたので、タクシーで空港へ行き、空港に停めてある車で家に帰ったというわけでした。

後でニュースを見ると、この日のダブリン発は、エアリンガスが18便、ライアンエアが9便、欠航になったそうです。そして、帰れなくなった人が100人以上、クリスマスを空港ターミナルで過ごしたのだそうです。日本人がお正月を一年で一番特別な時期と思うのと同様で、こちらの人はクリスマスが最大の特別な休み。そんな時に空港ビルで過ごした人たちは、さぞかし、と思いますが、相手が天候では仕方ないでしょう。

しかし、天候のせいとはいえ、もう少しうまくやれなかったのかという批判は色々と議論されています。次に同じことが起これば、もう少しましな対応ができるかもしれません。何しろそれほどこの時の天候は、観測史上初の、未経験な出来事だったのです。

鵜飼



テーマ:アイルランド - ジャンル:海外情報

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