アイルランド留学と貿易のニチアイブログ

アイルランドで留学と貿易を続けて20年あまり、ニチアイの現地在住スタッフがコーク市からお届けする、アイルランド情報ブログ。 現地在住エージェントならではのニュースを発信します。

2020-03

★ ニチアイについて ★
  ニチアイは、アイルランドに本社を置く留学・貿易を扱う会社です。留学部門では特色ある語学学校と提携、アイルランド留学ワーキングホリデーイギリス留学マルタ留学を扱い、日本での説明会も行っています。貿易分門では年末ギフトとしてアイルランド特産のスモークサーモンを毎年日本にお届けし、好評を得ています。そんなニチアイのホームページはこちら

マルタ留学とフェルトム(Feltom)

フェルトム今月中旬に実施したマルタ出張を機会に、ニチアイマルタ留学サイトの、マルタ語学学校ガイドの各校ページに、新たに「フェルトム加盟校」マークを追加することにしました。

フェルトムとは、Federation of English Language Teaching Organisations Malta という長い名前のアソシエーションの略称です。簡単に言えば、マルタの語学学校が集まった団体です。似たようなものに、アイルランドのMEIがあります。


フェルトム公式サイト(英語)

あまり細かい議論をしても仕方ないし、突っ込めば突っ込むほど反論も出てきそうなテーマなので、なるべく簡単に書きます。フェルトム加盟校は安心とか、フェルトムに入っていない学校、入れない学校は質が低いとか、トラブルがあっても助けてもらう機関がないとか、まあ、色々なことが言われます。それらについて、長年マルタ留学を扱い、現場を見てきた当社の見解としては、あまり気にしなくても大丈夫だと思います。

フェルトムに加盟している学校と雑談していると、中には、エージェントはフェルトムに入っていない学校に学生を送らない方がいい、とまで言うような人がいます。他方、フェルトムに入っていない学校に、何故かと聞くと、回答は色々ですが、「(会費を払うだけの)メリットがない」「狭いマルタの中で認可されても大したことがない、うちはもっと国際的に高い水準の認可を得ている」「単なる寄り合いである」「メンバー校同士の人間関係の問題」などなど、実はこちらの方が色々な裏話が聞けて面白いです。

マルタで90日を超えて長期滞在する学生は、ヴァレッタの移民局で滞在手続きが必要ですが、フェルトム加盟校の学生だけは、フェルトム加盟校限定の出先事務所で迅速にその手続きが受けられる、という話があります。しかしこれも、フェルトムに加盟していない学校に言わせると、大半の学校が加盟しているし、語学学生以外でこの手続きをする人は少ないので、実際はヴァレッタの本局の方が空いていて迅速なぐらいだ、ということなのです。

そもそもフェルトムに加盟するのは難しいのか、フェルトムに加盟していない学校はモグリなのか、というあたりから説明しますと、マルタの場合、一定要件を備えた語学学校は、政府のライセンスを得ていれば、営業をすることができます。ここで基本の審査はあります。これは、今のアイルランドでの、ILEPに似ており、例えば英国ブリティッシュ・カウンシルの認可の審査に比べれば、難しくありません。当社がマルタ留学を開始した20年ぐらい前は、ライセンスを得ただけの粗悪な学校も目立ったマルタですが、今ほどネットで悪評があっという間に広まることもなかったし、当時はそもそもが、ヨーロッパ人の短期ホリデー留学がメインの留学先だったから、その程度で何とかなっていたのでしょう。その頃と比べれば、今は、フェルトム加盟校であろうとなかろうと、マルタの語学学校の質は、全体的に色々な点で随分向上したとは思います。

そんな風にどうでも良いのなら、何故今さらニチアイのサイトにフェルトムマークを追加したのか、と言えば、まあ時々こだわる人がいますし、シンプルなら情報は多い方がいいのではないか、そして、アイルランド留学のページにも、少し前にILEPを入れたので、それとのバランスからも、入れてみよう、となったわけです。

フェルトム役員の方ともお会いして話をしたことはあります。しっかりした見識をお持ちで、フェルトム加盟校の品質や評判の向上に向けて、常に努力している姿勢は伝わってきて、好感を持ちました。しかも彼は、フェルトム加盟校以外に学生を送るな、みたいなことは一切言わなかったので、これもむしろ好感が持てました。

何よりフェルトムは、組織を挙げてマルタを世界中にプロモーションしてきて、その成果をきちんと出している団体です。フェルトムのワークショップというのを毎年マルタで開いて世界中からエージェントを招待していますし、フェルトム加盟校でツアーを組んで海外にマーケティングトリップに行って、留学先としてのマルタを熱心に売り込んでいます。それはかなり成功していると思います。

開発ラッシュの続くスリーマ・ウォーターフロント

今回、冬の閑散期の出張で、10校ばかり駆け足で回りましたが、一昔前、2月のマルタの学校は、どこも学生が少なく、まったりのんびりしていたのですが、今は冬でも大勢の学生で溢れている所が多く、マルタが夏の短期留学だけの場所から完全に脱していることを実感する出張でもありました。そしてこの通り、行くたびに加熱している建築ラッシュ。クレーンだらけで絵葉書写真が撮れないほどです。これもフェルトムの努力の賜物かもしれませんね。

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